コトキジ KOTOKIJI

【連載】「文具は別腹」その89

「濃い紙に書く」新鮮な筆記体験

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#文具は別腹 #ステーショナリー #雑貨モノ知り

甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第四金曜日配信)

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普段と違うペンで書くと書き味も変わりいつもと違った気分になる。紙を変えても書き味は変わる。なめらかであったり、少しザラッと書きごたえを感じたりなど、そこには様々な「味」がある。今回紹介する書き味は見た目のインパクトが大きい。

■ 濃い色のふせん

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パイロットの「クルールフォンセ」は濃い色の紙を使った紙製品シリーズだ。ノートもあるが、今回は気軽に使えるふせんタイプを紹介していきたい。

ノートをぎゅっと小さくしたような長方形スタイル。ハードカバーに綴じ込まれているのでノートっぽさがある。サイズは10.4cm×8cmという手のひらにのるくらい。カラーバリエーションは、真っ黒な「クリエイティブブラック」、夜空を思わせる「リラクシングネイビー」、懐かしい黒板のような「アミュージンググリーン」の3色。

なるほど良くでいていると思ったのはそれぞれに2種類のフォーマットが綴じ込まれているところだ。ドットと方眼が15枚ずつある。ふせんは一般的に上から順番に剥がしていくものだが、これはパカっと半分のところで広げられる。好きなフォーマットを自由に剥がして使っていけるのだ。

[ロフト限定 クルールフォンセメモ 3色パック 税込594円]

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■ 文字がとても映える

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メーカーの説明によると、パイロットの「ジュース」、「ジュースアップ」のパステルインクやメタリックインクがオススメとあった。手持ちの0.4mmの「ジュースアップ」で書いてみた。細字ではあるけれど、パキッとした色なので思った以上に映える。これは楽しい。

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また、色鉛筆でも書いてみた。これがまたいい。ボールペンの時とは違った太い線になる。まるで黒板にチョークで書いたような感じだ。うまく書こうとしなくても、この濃い紙とペンの色という非日常的な組み合わせが十分筆跡を盛り上げてくれる。

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伝言メッセージとして書いたり、また手帳やノートに貼ると自分がびっくりするくらいの目立ち度になる。これなら大切な用件を忘れることもないだろう。

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普段白やクリーム色の紙に書くということにすっかり慣れ親しんでいるので、この濃い紙に書くというのはかなり新鮮な筆記体験となる。

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記事配信日:2022/11/25

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