甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第二金曜日・第四金曜日配信)
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ここ数年、日々のスケジュール管理に欠かせないツール、「カレンダー」とその周辺は盛り上がりをみせている。少なくとも私の目にはそう映っている。もちろんそれまでも様々なデザインや写真をあしらったものがたくさん売場に並んでいて選ぶ楽しさがあった。最近はそれに輪をかけて、テーマ性のあるものや個性的なものが次々に出てきている。スケジュールは手帳やスマホだけで十分と思っている人も、思わず欲しくなってしまう、そんなカレンダーを選んでみた。
■ 月を見るのが楽しみになる 日めくりカレンダー
この「宙(そら)の日めくりカレンダー」には、その日ごとの月の形がシックなグレーで印刷されている。夜空に見える月の形は毎日微妙に違う。それをこの日めくりカレンダーで朝一番にチェックできる訳だ。そうか、今夜の月はこんな形なんだと知ることで、夜空を見上げるのがきっと楽しくなるはずだ。
各ページの下には、宇宙飛行士、科学者、哲学者など著名人による宙にまつわる名言なども掲載されている。また一部ページにはQRコードがある。スマホで読み取ると宙に関するコラムをさらに楽しめる。月を中心に夜空を見る目が変わる、そんなきっかけをくれるカレンダーである。
ページはめくって破るのではなく、下に引き剥がすようにするとキレイに切りとれる。
■ 季節の移ろいを色で感じるカレンダー
日本の四季の移ろいは美しい。普段日本で生活している私たちには、あまりにも日常的すぎてついつい見過ごしてしまうが、この「にっぽんのいろ 日めくり」ではその美しさを日々実感させてくれる。日本の自然や文化から生まれた様々な美しい色が365日毎日楽しめる。こんなにたくさんの色があるのかと驚かされる。しかも、その一色一色に名前がつけられている。たとえば、「東京白茶」、「白銅色」、「南京藤」など、日々発見があることだろう。今日は何色だろう?と毎日ページをめくるのが楽しみになる。
しばらく使っているとすっかり色に敏感になって日常生活の中でも色に自然と目がいくようにもなっていくと思う。プレゼントにも最適。
■ テレワークに最適なカレンダー
最後は実用的なカレンダーを選んでみた。「スマホスタンドカレンダー」は、文字どおりデスクカレンダーの横にスマホを立てて置けるスペースがあるものだ。テレワークの限られたデスクスペースにカレンダーとスマホをコンパクトに配置できる。ちょうど良い斜め具合は、仕事をしていても自然と目が行く。サッとスケジュールやメッセージの確認ができる。スマホでなくてもここに付箋を貼ってToDoの管理をしていくのもいい。デスクスペースを有効活用できるコンパクトカレンダーだ。
このように、日々の暮らしや仕事が楽しくなるカレンダーは色々とある。手帳やスマホでスケジュールをチェックするのとはまた違った楽しさがカレンダーにはある。家で過ごす時間が増えている昨今、カレンダーに再び注目するいい機会である。カレンダー売り場に行けばきっと自分にあうものが見つかると思う。
[新日本カレンダー 2022年1月始まり 宙の日めくりカレンダー 税込2,200円]
[新日本カレンダー 2022年1月始まり にっぽんのいろ日めくりカレンダー 税込3,080円]
[アートプリントジャパン 2022年1月始まり 卓上スマホスタンドカレンダー 各種 税込990円]
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記事配信日:2021/12/10