甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋（つちはし）が、その使い心地も含めてご紹介していきます。（毎月第二金曜日・第四金曜日配信）

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すっかり働き方として定着した感のあるリモートワーク・テレワーク。もう「リモート」や「テレ」とことさら言わなくてもいいくらい、もはや日常な働き方の一つになっている。今回紹介する横型手帳もそうした仕事環境にフィットするものだ。

■ ダイゴー isshoni. ノートデスク ウィークリー

『楽しく、効率的にオンとオフを切り替えて働く』をコンセプトにした「isshoni.（イッショニ）」シリーズ。ノートPCに気持ちよく寄り添う横型ノートが代表的なアイテムである。その同じ横型スタイルのダイアリーが新たに加わった。

ダイアリーもデスクノートと同じ13インチ（ほぼA6判）、15インチ（ほぼB6判）の2サイズ。広げた時にそれぞれにノートPCにフィットするサイズ感になっている。

スッキリとしたレイアウトながら本格的なスケジュール管理ができる仕様。全ページにわたって2.5mm方眼がベースになっている。これはある意味徹底されていて、表紙を開いた見返しページにまで及んでいる。

手帳紙面としては、まず最初にカレンダーが2022年、2023年分ある。2.5mm方眼のひとマスひとマスに数字が収まったコンパクトなカレンダーがゆったりと並んでいる。余白がたっぷりあるので、スケジュールを確認するだけでなく書き込みも十分できそうだ。

次にマンスリーページ（2021年11月〜2023年2月）が見開き2ページで2ヶ月ずつある。中長期で予定を俯瞰するのに適している。なお、本手帳は、全てのスケジュールフォーマットが月曜日始まりとなっている。

そして、メインのスケジュールフォーマットとなるウィークリー。これが実にスッキリしている。必要最小限の情報しかない。曜日が横に、時間が下に流れるウィークリーバーチカル。バーチカルというと時間軸の数字があるものが多いが、これはその時間目盛りが一切ない。線で区切られているだけだ。中央の線は少し弱めの点線になっている。ここを境に午前と午後をざっくりと分けて予定を記入していく。下の余白はToDoのメモスペースに使える。ToDoをたくさん書き込みたい場合は、上2つ分にToDoを書き、一番下をアポイントのスペースにすればいい。こんな感じで自由に使っていける。

巻末にはノートが9ページ。ノートとしては少なめだが、もし必要なら13インチ、15インチそれぞれにisshoni.のデスクノートが別売りされているので、それを一緒に使うといい。

日々の予定やToDoをしっかり管理していきたい方にオススメの手帳である。たっぷりとした記入フォーマットがあるのにコンパクトなのもいい点だ。

横型手帳は、テレワーク環境で大いに活躍してくれる。デスクスペースが限られたシーンだけでなく、従来のオフィスでの仕事でも使いやすさは実感できると思う。

小さい方の13インチのみとなるが、ロフト限定のカラフルなカバータイプも展開されている。

[ロフト限定 ダイゴー　 isshoni. 2021年12月始まり手帳 週間バーチカル A6 各色　税込1,100円]
[ダイゴー　isshoni. 2021年12月始まり手帳 週間バーチカル A6 各色　税込1,100円]
[ダイゴー　isshoni. 2021年12月始まり手帳 週間バーチカル B6 各色　税込1,485円]

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記事配信日：2021/11/12