甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第二金曜日・第四金曜日配信)
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手紙を書くとなると、腰がひけるという方は多いと思う。でも一筆箋ならほんの一言を添えるだけでいいので気軽に書いていける。仕事や暮らしの中でちょっと気持ちを伝える時に活躍してくれるアイテムである。今回はそんな一筆箋の中で、個性的なものを3つ紹介したいと思う。
■ 罫線がカラフル
NB(エヌビー)の「一筆箋」は、これぞ一筆箋という王道な細長いスタイルだ。ただ、紙面には静かな個性がある。罫線の色が違うのだ。とは言え、おとなしめのカラーリングなので、扱いやすい。この罫線の間にどんなインクのペンで文字を埋めていくか考えるのも楽しい。縦書き横書きにも対応している。(各30枚入り)
■ 3サイズが一冊に
デザインフィル midori(ミドリ)の「3種の大きさ一筆箋」。
なるほどこの手があったか!という一筆箋である。一冊の中に3つのサイズの一筆箋が綴じ込まれている。ほんの一言、あるいは二言、さらにはしっかりメッセージを書きたい、こういったそれぞれのシーンに合わせてちょうどよい大きさの一筆箋が選べる。それぞれには程よいトーンの柄と飾り枠がデザインされている。これを一冊引き出しに入れておけば、色々なシーンで活用できることだろう。(3サイズ計30枚入り)
■ 美しい空色のメッセージふせん
RYU-RYU(リュリュ)の「空時間のカードふせん」。これは厳密に言うと一筆箋というよりかはメッセージカードということになるだろう。でも、とても便利なのであえてセレクトさせてもらった。
「夜明けの海」、「朝の風」、「夕暮れの街」といった空の色が美しく映える瞬間を表現したメッセージカード。刻々と移り変わる空の一瞬をうまく切り取っている。
そして、これは貼ってはがせるふせんタイプ。しかも、かなり厚めの紙なのでカードっぽさがある。資料を送る時にいつものふせんをペタリと貼るではなく、これに一言書いて送るだけで事務連絡がちょっとした手紙になる。(各20枚入り)
ほんの一言でも手書きメッセージがあると、受け取った人の印象は大きく変わる。あなたしか書けない文字がそこにあるということで特別な存在になっていく。その手書きをこうした個性的な一筆箋で楽しんでみるのもいいと思う。
[NB 一筆箋 各種 税込352円]
[midori 3種の大きさ一筆箋 各種 税込462円]
[RYU-RYU 空時間のカードふせん 各種 税込440円]
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記事配信日:2021/09/24