甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第二金曜日・第四金曜日配信)
*****
最近の文具界隈を見渡してみると、「透明素材」が人気を集めている。万年筆のスケルトンボディがあったり、最近は消しゴムまでもが透明になったりして驚かされる。そしてペンポーチでも「透明素材」をよく見かける。それら透明なペンポーチのほとんどがPVC(塩化ビニル)素材が多い。そんな中でこのmidori(ミドリ)「ペン&ツールポーチ」の透明具合は一味違う。そもそもなぜ透明なペンポーチに人気があるのか。それは多分、中が透けて見えることで、自分のお気に入りの文具を外からでも愛でることができるからなのだろう。
■ 色の重なりが美しいメッシュ
目がギュッと詰まったメッシュ素材。パリッとした質感がある。そして、何と言ってもカラーが美しい。一つ一つのメッシュカラーもさることながら、それらが重なり合うことで生まれるレイヤー具合がまたいい。何も入れていない状態でも楽しめてしまうカラーリングである。
■ 3室で文具を整理
ジッパーを開けると、たっぷりとした収納スペースがある。このメインのスペースにはB6サイズのノートや手帳が余裕で入る。サイドにマチはないが、そこそこ厚みがあるものも入れておける。そして、小物を仕分けて収納できる気の利いたポケットが2つある。一つはペンを入れておける長細いポケット。ペンの太さにもよるが、3本くらいは入れておける。ここにペンを入れておけば、底をガサゴソ探さなくてもサッと手にできる。
そして、底が浅い小物ポケットには、消しゴムや付箋、ボールペンのリフィル、クリップなどをひとまとめにしておける。それぞれ便利に使える3室ポーチである。
■ 色々なシーンで使える
たとえば、ノートや手帳に日頃よく使う仕事文具をひとまとめにしておけば、今どきのテレワークセットになる。
万年筆やカード・一筆箋、切手など手紙セットをまとめておくのもいいだろう。引き出しのあちこちを探さなくてもすぐに手紙を書き始められる。
また、万年筆セットにしてみるのもいいと思う。ペンホルダーには万年筆。小さなポケットにはインクカートリッジ。そして万年筆で書きたい、とっておきの紙製品というセット内容だ。
この他にも日記セット、通帳セット、病院セットなどなど、色々なシーンで楽しく使っていくことができるポーチである。メッシュ越しに中が見えるので、たくさんのセットを作っても間違えることはないだろう。
[midori ペン&ツールポーチ 各色 税込968円]
紹介した商品は、全国のロフト各店舗・ネットストアにて取扱っております。取り扱い内容は店舗により異なる場合がございます。詳しくはご希望の店舗までお問い合わせください。
これまでの「文具は別腹」連載バックナンバーはロフトアプリ外、ネットストアの特設ページにてまとめてご覧いただけます。
※店舗の営業状況および展開につきましては、情勢により変更となる場合がございます。店舗情報はこちらよりご確認ください。
※ロフトでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対策を実施しております。ご来店の際はこちらをご確認いただき、ご理解・ご協力の程お願いいたします。
記事配信日:2021/08/27