撥水力をキープする簡単ケア
傘を長持ちさせるお手入れ方法
2026.07.01

雨の日や日差しの強い日に欠かせない傘。
毎日のように使うアイテムですが、「お手入れ」はあまり意識していない方も多いのではないでしょうか。
実は傘は、少しのケアをするだけで撥水力が長持ちし、見た目もきれいな状態を保ちやすくなります。
特別な道具も必要なく、自宅で簡単にできる方法ばかりです。
今回は、雨傘・日傘どちらにも使える基本のお手入れ方法を紹介します。
■ まずはここから。傘は「乾かしてからしまう」が基本

傘を使ったあと、そのまま閉じて収納していませんか?
実はこれ、傘を傷めてしまう原因のひとつ。
濡れたまま保管すると、生地の劣化やにおいの原因になることもあります。
使い終わった傘は、一度広げて乾かすのが基本です。
直射日光は避け、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
しっかり乾いてから収納するだけでも、傘の状態はぐっと変わります。
■ 「最近、水を弾かない?」と思ったら試したい簡単ケア
使っているうちに、「なんだか水を弾かなくなったかも」と感じることがあります。
そんなときは、まず傘の表面についた汚れを落としてみましょう。
・傘を広げて、シャワーなどで表面の汚れやホコリを軽く洗い流します。

その後、直射日光の当たらない場所でしっかり乾燥させます。

完全に乾いたら、ドライヤーの温風を傘全体に軽く当ててみてください。
実はこれ、撥水力の回復につながることがあります。
ドライヤーを使うときは、傘から10cm以上離すのがポイント。
また、一箇所に長く当て続けず、全体に軽く温風を当てるようにしましょう。

■ 汚れが気になってきたら、やさしく洗う
傘の汚れが目立ってきたときは、少し丁寧にお手入れしてみましょう。
まずはシャワーなどで、表面の汚れを軽く流します。

次に、ぬるま湯に薄めた中性洗剤をスポンジに含ませ、優しく拭き取ります。
このとき強くこすると、生地を傷める原因になるので注意してください。

汚れが取れたら、洗剤をシャワーでしっかり流します。

その後は風通しの良い場所で陰干しし、完全に乾かします。
■ ドライヤーで撥水が戻るのはなぜ?

傘の生地には、撥水加工としてフッ素が使われています。フッ素には水を弾く性質があり、生地の表面に細かな粒子が整然と並ぶことで、雨水が染み込まずに弾かれる仕組みになっています。
しかし、傘を使い続けるうちに、生地の汚れや摩擦の影響でフッ素の粒子が倒れたり、並びが乱れたりすることがあります。すると、水を弾く力が弱まり、雨が生地に染み込みやすくなってしまいます。
そんなときは、ドライヤーの温風を軽く当てることで撥水機能が回復する場合があります。熱を加えることで、倒れてしまったフッ素の粒子の構造が元の状態に戻り、再び水を弾く力がよみがえるのです。
ただし、この方法はすべての傘に有効というわけではありません。長期間使い込んだ傘では撥水加工自体が劣化しているため、熱を加えても元のような性能に戻らないことがあります。
■ お手入れするときに気をつけたいこと

今回紹介した方法は、ポリエステル100%の一般的な雨晴兼用傘を想定しています。
繊細な素材や特殊な加工が施された傘には適さない場合もあるため、製品の注意書きを確認してから行ってください。

また、ビニール傘は熱を加えると変形することがあるため、ドライヤーの使用は避けましょう。
日頃のお手入れを少し工夫するだけで、傘の撥水効果を長く保つことができます。
お気に入りの傘を快適に使い続けるために、ぜひ参考にしてみてください。
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提供:株式会社ワールドパーティー
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記事配信日:2026/7/1




