【連載】文具は別腹 その124
ナルホドな新作文具
2026.04.24

甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第四金曜日配信)
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文具の進化は止まらない。仕事柄私のところには文具メーカー各社から毎週のように新商品のリリースが届く。
それだけたくさんの新作がハイペースで出続けているということなのだ。
今回はそうした中からナルホド!と大きく頷いてしまった3アイテムを取り上げる。
■レイメイ藤井 ペンカット スケルトン

最近すっかりよく見かけるようになったスティック型のスリムなハサミ。
ハサミは引き出しやペン立てに入れておくというイメージだったものを、ペンケースに入れてどこでも使えるというスタイルにかえた。
これはスケルトンになった涼しげなタイプ。機能面でナルホドな点がある。右利き、左利き両方に対応しているのだ。
キャップを外し、ハンドルのスライドを下ろすと輪っかが出てくる。これが右利き用。


左利きにするためにはハンドル先端の切り替えレバーを右にしたままスライドを下ろしていく。
先ほどと反対側から輪っかが出てくる。
両刃になっているので左右どちらからでも切れるようになっている。
小さいながらもしっかりとした切れ味。便利なスティック型のハサミだ。


[レイメイペンカット スケルトン 税込880円]
■ナカバヤシ かたづくファイル

これは小物の整理がスッキリできるファイル。
カードサイズとA5サイズがある。いわゆるグワっと広がるファイルだ。
ナルホド便利だと実感したのは広げた時に適度に開いた状態をキープしてくれるところ。しかも自立してくれる。
広げたままなので探しやすく出し入れも楽。収納ポケットは7つ。

使い方は色々ある。1週間分の薬を分けていれたり、小分けされた化粧品、レシート整理、名刺の整理などなど。
表紙の角には穴があるのでフックに下げておくこともできる。
キッチンでも活躍してくれそうだ。

[ナカバヤシ かたづくファイルA5 税込825円]
[ナカバヤシ かたづくファイルmini 税込715円]
■パイロット フリクションボール スイッチ

擦って消せるボールペン、フリクション。
その多機能ボールペンに消えない黒ボールペンを搭載したタイプが登場した。
これだけ聞くと、フリクションに消えないボールペンを入れただけでしょと思われるかもしれない。
実は当初私もそう思っていた。しかし、違うのである。そこにはナルホドな理由があったのだ。

この消えないボールペンは5年の歳月をかけて開発されたという。
何が違うかと言えば、フリクションの消去ラバーで擦っても筆跡がかすれたり、汚れたりしないのだ。
油性ボールペンで書いたところを擦ってしまうと、筆跡が汚れてしまったという経験をした方はいると思う。
今回の消えないボールペンはそうしたことがないインクを採用。
フリクションで書いたところ、消えないボールペンで書いたところが混在し、そこを消そうとしてもちゃんと消えるべきところだけキレイに消し去れるのだ。ナルホドだ。


[フリクションボールスイッチ+油性黒0.5 税込880円]
[フリクションボールスイッチ+油性黒0.7 税込880円]
日本の文具はこうしたナルホドが感じられるものが本当に多いと思う。
それもこれ見よがしではなく、使っている当人だけが感じられる奥ゆかしさがある。
使ってみないとわからないナルホドなのだ。
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記事配信日:2026/04/24




