コトキジ KOTOKIJI

【連載】「文具は別腹」その118

注目の2026年ダイアリー

#文具は別腹 #雑貨モノ知り #ステーショナリー

甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第四金曜日配信)

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今年も手帳選びの季節がやってきた。毎年同じ手帳を使い続けている人もいるだろうし、働き方の変化でいつもと違うタイプを探す方、はたまたいつもの手帳にプラスアルファでライフログ手帳を一冊追加しようという方など、人それぞれ手帳選び事情があると思う。今回の「文具は別腹」ではこの時期恒例の個人的に注目した新作ダイアリー&周辺アイテムを紹介してみたいと思う。

■ ダイゴーの新作は手のひらサイズ

手帳専門メーカーのダイゴー はコンパクトな手帳の新作を2冊出している。

isshoni. ノートブックポケット デイリー2026

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まるで小さな本のような佇まい。小さいことに加え厚さも結構あり姿がかわいらしい。この小さな中にisshoni.の手帳の個性が凝縮されている。

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ソフトカバーを開くと見返しがブルーになっていて年間カレンダーから始まる。

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本文はシンプルに1日1ページフォーマットがひたすら続いていく。日付の表記が斜めになっている。手帳を縦にして使っても、横にしても日付が自然に見える仕掛けだ。

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記入スペースは2.5mm方眼。文字もイラストも書きやすい。ページの見開き性がいいので、小さいながらも意外とタップリと書き込める。ここに毎日のライフログを書いていき、1年分たまっていったら、さぞ満足感に浸れることだろう。しおりのない潔いスタイル。

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[ダイゴー 26年1月始まり isshoni.ノートポケットデイリー 税込1,650円]

■イージージャーナル 3things

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こちらは先ほどの手帳よりもさらに小さい。横型でハードカバー仕様。ライフログがとても気軽に続けられるタイプだ。日付のないフォーマットで1ページに3つのことだけ書けるようになっている。

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その日に食べた朝昼夕の内容を書いてもいいし、その日にやったことなどの出来事でもいい。ほんの一言だけしか書けないので、書く負担も少ない。もしもう少し書きたい時は左ページを使ってもいい。携帯しやすくスキ間時間にサラッと書きやすい。ライフログを気軽に始めたい方にオススメ。一冊で3ヶ月分書き込める。

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[ダイゴー イージージャーナル3things 税込990円]

■ LACONIC in Action

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「ラコニック・イン・アクション」は「新しいことを始めたい、挑戦したい方に寄り添いエールを送る」をコンセプトにしたシリーズ。ラコニックには珍しいリング綴じ。表紙には「冒険しなければ、何も得られない」という英語が吹き出しでデザインされている。サイズはB6。

表紙を開くと扉ページに空白の吹き出しがある。自分なりの目標やテーマなどを書いていける。

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年間カレンダーは余白がタップリとある。一年間を眺めるだけでなく程よく書き込みもできる。

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ガントチャートのイヤースケジュールもある。より細かく年間の予定を書き込みつつ、一年間を俯瞰できる。

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スケジュールフォーマットはブロックマンスリーだけというシンプルさ。

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それ以降は5mm方眼のノートページが続いていく。右上には日付が書き込めるようになっている。ログやノートなど多用途に使っていける。

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巻末にはサイズチャート、白地図、ウィッシュリストがある。

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一番最後には、各表紙のカラーリングに合わせた紙製のポケットもついている。表紙のゴムバンドをとめておけるので、メモやカードなどちょっとした紙類をしっかりホールドしてくれそうだ。

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[ラコニック 25年12月始まり イン・アクション 税込1,980円]
※10月下旬より販売予定

■LACONIC in Action カセットテープスタイル ノートブック

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今人気が再燃しているカセットテープ。当時を知る私の目には懐かしく映る。このプラスチックのケースの中にはカセットテープを模した小さいノートが入っている。厚みも忠実に再現されている。

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中のページは、表紙A面(横罫線)、表紙B面(方眼)とあり、どちらからでも書き込める楽しさがある。先ほどの手帳とセットで使うのも楽しそうだ。

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[ラコニック イン・アクション カセットテープ型ノート 税込1,540円]
※10月中旬より販売予定

■ kleid スタンドキャリーノートケース

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これは手帳やノートを入れて持ち運べる便利なケース。A5とB6がある。アウトドアテイストのナイロン素材。表面が格子状になっているところが個人的には本格的で好きだ。

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ラウンドジップを開けると、手帳やノートをはじめ小物を色々と収納できるスペースがある。手帳やノートは一冊をセットしてもいいし、左右に一冊ずつセットすることも可能。

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ユニークなのはフラップを立てることでスタンドになるところだ。スマホやToDoリスト、カレンダーなどを立てておいたりと便利に使える。機能的な手帳ケースだ。

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[kleid スタンドキャリーノートケース A5 税込3,300円]
[kleid スタンドキャリーノートケース B6 税込2,970円]

2026年もこうした個性的なアイテムが色々と登場している。手帳選びの参考にしていただければと思う。


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記事配信日:2025/09/26

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