コトキジ KOTOKIJI

容器、中身、どう捨てる?

化粧品の捨て方

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#暮らし #ビューティー #メイク

毎日のメイクやスキンケアで使い終わったコスメ容器。正しい捨て方をご存知ですか?使い切れず古くなってしまったものなど、処分にお困りの方も多いのではないでしょうか。

今回は「化粧品の正しい捨て方マニュアル(発行:NPO法人Beaufa)」を参考に、化粧品の捨て方をご紹介します。

コスメや容器の種類、自治体のゴミ捨てのルールなど、確認することも多いですが、一度覚えてしまえば難しくはありません。ぜひこの機会にトライしてみてはいかがでしょうか。正しい分別を行うことは地球環境を守る一歩にもつながるはずです。

1.化粧品の容器と化粧品ゴミの種類を知ろう

毎日使う化粧品。瓶やプラスチック、金属製など様々な素材が容器に使われていますね。
まずは、容器に記載されているリサイクルマークなど素材を確認します。容器にマークが無ければお住いの地域のルールを確認して、可燃か不燃かを仕分けしましょう。
ここで大切なことは「中身と容器を分けて捨てること」です。

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・リサイクルマークを確認する際のPOINT
リサイクルマークは、化粧品の容器に直接表記されている場合と、化粧箱に表記されている場合があります。化粧品を購入した際に、化粧箱にリサイクルマークがあるか確認するようにしましょう。もし、化粧箱を捨ててしまってリサイクルマークの確認ができない場合は、お住まいの自治体のルールに従って、不燃ごみや可燃ごみとして出します。

2.捨て方ガイド

それでは、実際に捨て方を見てみましょう。一例としてリキッドファンデーションの捨て方をご紹介します。

●ファンデーション(プラスチック容器タイプ)
プラスチック容器タイプを捨てる際に、用意するもの
□ 新聞紙、キッチンペーパー、不要な布などのいずれか
□ ボウル、バケツなど
□ ウェットティッシュ
□ ティッシュ、綿棒
□ 割り箸
□ ビニール袋

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・長期間保管していて中身が固まってしまっている場合は?
中身が固まっている場合は、そのまま不燃ごみとして処分します。プラスチックボトルの場合、キャップにプラマーク表示があればキャップのみプラスチック資源ごみとして分別します。

3.捨て方のポイント

化粧品には様々な種類があり、そしてその種類によって使われている容器や材料も異なりますが、どの製品でもチェックするポイントは主に4つ。

捨て方4つのポイント
POINT 1:必ず「容器」と「中身」を分ける。
POINT 2:容器や箱にリサイクルマークがあるか確認する。
POINT 3:お住まいの自治体の「ごみ分別ルール」を知る。
POINT 4:中身によって火気厳禁でないか確認する。

それぞれの正しい捨て方を知って大切な地球環境を守りましょう。

もっと詳しく知りたい時はこちら
「化粧品の正しい捨て方マニュアル」
化粧品編 https://www.beaufa.org/pdf/
ツール編 https://www.beaufa.org/pdf/
※外部サイトにリンクします

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・お話をうかがったのは…「Beaufa(ビーファ)」
ビューファは2004年から、「美容や化粧のチカラ」で社会課題を解決する活動を長年行っているNPO法人です。サスティナブルビューティーや化粧品ロスの問題にいち早く取り組み、生産者、消費者の意識改革の一環として、『化粧品の正しい捨て方マニュアル』をオリジナルで作成し、全国の地方自治体、団体、企業、生活者へご提供しています。その他、国内外へのコスメティックドネーションをはじめ、様々な活動を行っています。

■ロフトグリーンプロジェクト

ロフト グリーンプロジェクトは、「できる事から始める」を合言葉に、身近な雑貨でできるサステナブルな生活を提案しております。ポータルサイトでは、繊維製品の回収の他、コスメの空容器や使用済みペンの資源回収、また、店舗の余剰在庫の有効活用活動などを随時実施、ご報告しておりますのでぜひご覧ください。

ロフト グリーンプロジェクト ポータルサイト
https://www.loft.co.jp/lp/loftgreenproject/

記事配信日:2025/1/18

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