甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第四金曜日配信)
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勉強は、新しい知識を自分の中に取り入れることであると思う。その意味でいうと「インプット」ということになる。そう考えてみると大人になってもいろいろな情報をインプットしていることがあると思う。これから受験シーズンを迎える学生さんだけでなく、色々な方々に使える勉強サポート文具を今回は取り上げてみたいと思う。
■ トンボ鉛筆 モノワーク
これは1.3mmというとても太い芯のシャープペン。ボディの横にあるノックをカチカチとスライドさせるとペン先から存在感のある1.3mm芯が出てくる。一般的な0.5mmの倍以上もあるので見た目にも迫力がある。
書いてみると、やはりその迫力は紙の上でも感じられる。太い芯だからだろうかHBのわりになめらかな書き味だ。マークシート試験の時に効率よく、心地よい書き味でマークしていける。
また、ノートに書き込む時に重要なところにアンダーラインを引いたり、重要なポイントを太く大きく書くといった強調ペンとしても活用できる。繰り出し式の消しゴムも付いている。
存在感たっぷりの1.3mmHB・Bの替え芯も別売りされている。
[トンボ鉛筆 モノワーク シャープペン 1.3mm 各税込594円]
[トンボ鉛筆 モノワーク専用 シャープ替芯 1.3mm 各税込220円]
■ プラスアルファがある消しゴム
消しゴムは消し心地という点において、もはやある程度の域まで達していると思う。そして今はキレイに消せることに加えて何かしら付加価値があるものが色々と出てきている。
このトンボ鉛筆の「モノタフ」は消しゴムが折れづらいものになっている。勉強していて消しゴムが途中でもげてしまうと、こちらのやる気まで途切れてしまったようでガッカリしてしまう。
消してみると、なるほどコシがぐっと強い。しっかりした強さを感じる。加えてスリーブと呼ばれる紙ケースは先端が斜めにカットされている。手前と奥でその斜めが互い違いに。これにより消す時の消しゴムにかかる負担を分散してくれるという。確かに消しゴムが途中で折れてしまうのはいつもスリーブの口のところだ。なおスリーブの先端にある三角マークのところに親指を添えるといいという。
またこのスリーブにはミシン目があり、後ろからピリピリと切り取っていける。後ろを切り取ることで先ほどの斜めカットは維持される。消しゴムが小さくなっても安心だ。
[トンボ鉛筆 モノタフ 消しゴム 税込132円]
ぺんてるの「Pentel Ain 消しゴム くっつくタイプ」は消しゴムの先端にくっついて、バラバラにならない。消しカスがノートの上にある状態では勉強の邪魔になる。手で払うのにも手間がかかるし、机の下に払い落としても自宅だと部屋の汚れも気になる。
これは払うというよりもつまんでサッと捨てられる。消しカスの処理はちょっとしたことだが、そのちょっとしたことがスムーズに行えると集中力は維持できる。
[ぺんてる Pentel Ain 消しゴム くっつくタイプ 税込132円]
■コクヨ 青色シートで覚える暗記用ペンセット
勉強文具の定番アイテムと言えば、暗記シートだろう。このコクヨの「青色シートで覚える暗記用ペンセット」はシートがブルーであるのが特徴。一緒に使うマーカーはツインタイプ。文字の上にマーカーするタイプはオレンジ色になっている。程よく目立つ色合いだ。文字を書き込んで、それを覚えたい時は反対側の水色のペンで書いていく。少々薄いが十分読み取れる。そこにシートをかぶせるといずれもしっかりと隠れて見えなくなる。
メーカーによると青色は課題中の集中が優位に向上したという。爽やかなカラーで勉強を進めていける。
[コクヨ 青色シートで覚える暗記用ペンセット 税込308円]
[コクヨ 青色シートで覚える暗記用ペン 税込220円]
こうした文具で勉強・インプットを楽しくはかどらせてみてはいかがだろうか。
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記事配信日:2024/11/22