文房具を見るとなんだかわくわくしませんか。高い機能性や優れたデザインなど文房具の楽しみの幅は広がっています。奥深い文房具の世界で新しい出会いを求めるみなさまに選りすぐりの文房具を紹介。宝箱を開けるようなワクワクをお届けします。(毎月第二金曜日配信)
今年、教科書や手帳を開いた状態で固定するためのクリップがブームです。ロフトでも直近の半年比較で売上高約135%※1 とその盛り上がりが見て取れます。
まだ使っていないという方も、もうすでに持っているという方もご自身の生活スタイルに合ったクリップを新たに見つけられるかもしれませんよ。
(※1 24年3-8月と23年9-24年2月の比較)
◇ロフトネットストア”事務用品 クリップ”の一覧はこちら
■penco プラクリップ(ハイタイド)
99年にスタートしたペンを中心としたブランド「penco」はカジュアルで普段使いできる商品が揃う人気ブランドです。
そんなpencoのプラクリップは2015年発売。「どこのブランドの物かは知らなかったけど見たことがある!」という方も少なくないはず。もはや定番品と言っていいでしょう。
手帳や本の上、横、斜めなど好きな位置につけてページを留めることができ、価格も比較的安価なので複数持ちもおすすめです。
元は開封されたコーヒー豆の袋やスナック菓子の袋を留める生活雑貨として作られた物だったそうですが、SNSアカウントで手帳を開くときに使用されることが増えて人気が高まり、今では文房具とともに紹介されることも多いのだとか。
上部に穴があいているので何かを挟んでフックにかけておくこともできるので、文房具以外の用途も広い点が特長です。
[ペンコ プラクリップ 税込198円]
■ウカンムリクリップ(サンスター文具)
こちらはいわずと知れた大ヒット商品「ウカンムリクリップ」です。
2023年6月の発売以降、今年8月時点で累計80万個越えのメーカー販売という驚異の人気を誇るアイテムです。
なかなか手に入らなかったという方もいるのではないでしょうか。
(現在はロフトでも購入できますので安心して続きを読んでください)
一般的なクリップとは違った漢字の「ウ冠」の形をしていて、本の上部からページを挟み込むように使います。
挟む部分が直線ではないため本の背を跨ぐようにページを留めることができ、背に跡がつかず本が傷みにくいと人気です。
さらにクリップは大きく開くので厚手の本にも対応します。
樹脂製で軽量なので持ち運んで図書館での勉強のおともにできるのも嬉しい点です。
ピーチベージュやナイトフォレストなど柔らかな色合いもかわいらしいですね。(写真で使用しているカラーはスモーキーソーダ)
12月には新作のミニサイズも発売予定ということで楽しみです。
また商品の成り立ちなどを知りたい方はコトキジ内の土橋正さんの記事でサンスター文具訪問があるのでそちらもチェックしてくださいね。
◇【文具は別腹 特別編】「文具社会科見学 サンスター文具編」記事はこちら
[サンスター文具 ウカンムリクリップ 税込660円]
■本に寄り添う文鎮 鉄製(コクヨ)
「文鎮」と聞くと書道で使う「まっすぐな棒」をイメージするのではないでしょうか。しかしこちらはカモメのような曲線になっています。
実はこの形になっていることで本を開いて文鎮を乗せる時にページの曲線にフィットするので安定しやすいんです。
文鎮というだけあって重さがあるので持ち運びには適していませんが、クリップの挟み込む動作が面倒な方には本の上に乗せるだけでいいので手間が省けて便利です。
さらに棒状なのでページの文字が見えないといったこともなく、文字と重なっても文鎮を少し指で押して位置をずらせるので手軽なんです。
「令和に文鎮?!」と驚く方もいるかもしれませんがとても便利ですよ。
[コクヨ 本に寄り添う文鎮 鉄製 税込2,200円]
■あなたにあったクリップを選ぼう
持ち運びには軽量タイプ、動作が少ない文鎮タイプなどクリップでも様々な種類があります。ロフトではこちらで取り扱ったクリップ類だけでなくさらに小型のタイプやかわいらしい動物モチーフなど様々なクリップを取り扱っています(店舗によって取り扱い品目に違いがあります)。ぜひあなたの生活スタイルにあったクリップを選んで快適な勉強時間、手帳タイムのおともにしてください。
(菅未里)
これまでの「文房具の宝箱」連載バックナンバーはロフトアプリ、ロフトHPにてまとめてご覧いただけます。
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記事配信日:2024/10/11