甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第四金曜日配信)
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手帳やノート・メモなど、日々私たちは色々と手書きをしている。ついついお気に入りのペンばかりを使っていると、いつも同じ印象になることもある。少しだけ自分の手書きに変化を加えたい時に、便利なアイテムがある。
■ 色の上に文字を書く
サンスター文具のDECOT(デコット)は色を塗った上に違う色で文字が書けるマーカー。一本のペンに2種類のマーカーがある。まず始めに太めのマーカーで色を塗っていく。そして、その塗った上からもう一方の細い白いペン先で書いていく。するとじんわりとその筆跡だけが白くなっていく。
色の上に白抜き文字が書けるのだ。くっきりとコントラストがついて楽しい。
それに加え「色変わりマーカー」というタイプもある。細い方のペン先のキャップに色がついているのが目印。先ほどと同じ要領で塗り、細いペン先でその上に書いていく。ペン先自体は先ほどと同じ白くなっている。しかし今度はそこだけ色が変わっていくのだ。キャップと同じ色になっていく。
様々なカラーバリエーションが用意されているので、手帳で大切な予定を目立たせたり、TODOリスト、伝言メモなどいつもの手書きにアクセントを加えられたりする。
[サンスター文具 デコット 白抜きマーカー 各税込220円]
[サンスター文具 デコット 色変わりマーカー 各税込220円]
■ マステの上に文字を書く
マークスの水性ペンで書けるマスキングテープもいつもの手書きの印象を変えられるアイテムだ。以前からこの商品は知っていたが、こんなにバリエーションが増えていたのかと驚いてしまった。
ロール式はペンケースにも入れやすいコンパクトサイズ。ミシン目が入っているのでハサミなしで綺麗にカットできる。フレーク式はひとつのパックの中に柄違いのマステが入っていて、色々と使い分けが楽しめる。
ひとまとめになったパッドスタイルもある。
手持ちの水性ペンで書いてみた。パイロットのVコーン、ぺんてるのエナージェルで書いてみたところ、インクのはじきもなくすんなりと書いていけた。万年筆でも書けた。
こちらも手帳やToDoリストやノートのちょっとした強調に役立ったり、ハサミで好きな形にカットしたりと楽しみ方は色々とある。
[水性ペンで書けるマスキングテープ スリム・ミシン目・2巻セット 各税込660円]
[水性ペンで書けるマスキングテープ フレークタイプ 各税込715円]
[水性ペンで書けるマスキングテープ ミシン目入りシート 各税込880円]
こうしたアイテムを使うことでいつもの手書きに変化が加えられる。それだけで印象はガラリと変わる。何より手軽にできるのがいい。日々の手書きがさらに楽しくなる。
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記事配信日:2024/02/23