ロフト各店舗では万が一のときに用意しておきたい、さまざまな防災用品を取りそろえています。今回の記事では、できれば7日分の備蓄を推奨しますが、最低限の3日間をどう乗り切るか、あるかないかで生活レベルが大きく変わる備蓄品を4項目に分けて、防災士 酒井直人さんにご紹介いただきます。

■防災士 酒井直人さん

【PROFILE】
富士器業株式会社 勤務。多年にわたり消防団活動に携わる中、火災現場、風水害、人命救助など数多くの災害現場を経験。その後、防災士の資格を取得し、これまでに自身が経験したことをより多くの方に伝え、防災意識を高める為、日々活動を続ける。

富士器業株式会社HP https://fujikigyo.co.jp/

① もはや一家に1台「大容量補助バッテリー」

「スマホやパソコン、テレビなど我々の生活を取り巻く環境は電力なくして成り立ちません。そんな時に最大限役に立つのが大容量バッテリー。種類にもよりますが、スマホやパソコン、テレビ、冷蔵庫、扇風機、照明器具、電気毛布など日常で使うちょっとした家電製品を災害時にも使うことができます。アウトドアや車中泊、在宅避難時などの強い味方になってくれます。」(酒井さんコメント)

[エバーブライト メガパワーバンク 税込23,100円]
パソコン、携帯充電や小型家電製品が使用可能な大容量24000mAh・小型軽量(1,030g)で、収納・移動も簡単なバッテリーです。ソーラーパネル(別売り)と組合せ、災害時やアウトドアなどの野外でも充電が可能。

[エバーブライト メガパワーバンク60,000 税込36,300円]

② 太陽の力を借りて「ソーラー充電」

「日常生活を送る上でスマホは欠かせません。そのスマホを動かす為にも、現代人にとって電力確保は必須アイテムです。そんな時に頼れるのがソーラー充電。手回し充電など他にも充電方法はありますが、ソーラー充電は効率よく、エコな充電方法です。災害時以外ではアウトドアやガーデン照明やイルミネーションなどにも活用できます。」(酒井さんコメント)

[エバーブライト ソーラーパネル21 税込11,000円]
先にご紹介したパワーバンクシリーズ(別売り)などの、リチウムイオン蓄電池を搭載した製品をソーラー充電するパネルです。また、5VのUSB出力も装備しているので、幅広いUSB機器への直接充電も可能です。太陽光で充電できるので、停電時や非常時の強い味方。

[エバーブライト パワーバンク2 税込3,850円]
[マウントスミ ソーラーバンクランタン 税込3,278円]
[エムパワード ベース 税込7,700円]

③ 情報をしっかり得よう 「コンパクトラジオ」

「停電・携帯電話の電波障害時に情報元が途絶えた時、はやり頼れるのはラジオ放送。災害時は特に正しい情報を得ることが重要です。バッテリーがなくなっても手廻し発電・ソーラー発電など機能が頼もしい。できれば予備の乾電池も一緒に備蓄しておくことをおすすめします。災害時はデマ情報が流れることもあり正しい情報を得ることが生き延びるポイント。総務省の調査では東日本大震災の時に約60％の方がAMラジオが役立ったと回答しています。」(酒井さんコメント)

[ドリテック さすだけ充電ラジオライト2 税込4,378円]
差し込むだけでスマホの充電ができます。(スマホの充電は電池駆動のみ) 持ち方を選べる吊下げひも付き、 突然の災害時に便利なサイレン機能や停電時に便利な白色LEDライトなどを備えた多機能ラジオです。

[ソーラー手回し充電機能付き防災ラジオ10 税込6,930円]

④ 緊急時の救世主「携帯用トイレ」

「緊急時に一番困るのがトイレ問題。車や家に備えておけば安心のアイテム。災害時は断水や下水道管の損壊によりトイレが長期間使えなくなることも。マンションなどの集合住宅では、そのリスクはさらに高まります。1人分1日6～7回の使用を目安に備蓄しましょう。携帯用トイレは種類が豊富ですが、シートタイプが使いやすくおすすめです。」(酒井さんコメント)

[非常用トイレ袋 くるくるトイレ 20回分 税込3,300円]
ロール状のトイレ袋には吸水シートがセット済みで使いやすさ抜群！1枚で450mlの水分を吸収し、排泄後すぐにジェル化。ひも付きの袋で臭いや衛生面にも配慮しています。トイレ袋(吸収シート入)20枚・ポケットティッシュ3個・ポリ袋2枚がセットになっております。


[さわやかトイレ(10回分) ハーブの香り 税込1,870円]
[マイレット 災害用トイレ mini-10 税込1,980円]

■できることから、暮らしの中に防災の習慣を

そもそもなぜ3日間なのか？人命救助のデッドラインが72時間、つまり3日間だからです。この3日間は消防・警察・自衛隊が集中して人命救助にあたり、さらに電力・ガス・水道など 各ライフライン企業は急ピッチで復旧作業にあたります。自治体や国も全体を把握しながら 最優先事項に集中しなければなりません。そんな時に、あれば安心につながるアイテムを暮らしの備えに、そしてアウトドアや日常使いにも加えてみませんか。

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記事配信日：2021/03/02