甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋（つちはし）が、その使い心地も含めてご紹介していきます。（毎月第二金曜日・第四金曜日配信）

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机の引き出しをあけると、ペンがわんさと入っていないだろうか。

中でもこの「文具は別腹」をお読みの方は心当たりがある方は多いと思う。たくさんのペンを持っていることは別腹派にとってはすばらしいことだ。ただ、日々仕事をしていく上ではちょっと戸惑ってしまうこともある。たとえば、赤いペンを取り出そうとした時、引き出しの中をガサゴソと探さなくてはならない。たくさんのペンがあると必要なペンを1本選ぶにも時間がかかってしまう。ふだんよく使っているペンは実はそんなに多くない。逆にいえば、ふだん使っていないペンが結構あるということだ。そうした今はあまり出番がないペンを適切に収納しておく素敵な方法がある。

■ A5サイズがペン収納にピッタリ

「FLATTY(フラッティ)」という収納ツールには、カードサイズ、ペンケースサイズ、A6、A5、A4と色々なサイズが揃っている。その中で今回の目的である「ペンの保管」に最適なのがA5サイズ。縦の長さがペンの長さにちょうどよいのだ。ペンの長さは大体において15cmくらい。このFLATTY A5の縦の長さは20cmくらいあるので、ゆったりとペンを収納しておける。

この中にペンを1列にすき間なく並べて収納していく。サイドには広げられるマチがあるので、少し太軸の多色ボールペンなども気持ちよく入れていける。マグネット式のフタをパタンと閉じれば中に入れたペンは列を保ったままキレイに収納される。ペンの太さにもよるが、大体20本くらいは収納できる。

■ 本棚にスッキリ収納

こうしてペンをぎっしりと入れたFLATTYを本棚にしまっておくのがオススメ。裏側にはしっかりとした厚みがある芯材が入っているので、ペンを入れた状態でもナヨッとせずシャキッとする。ペンが必要になれば、本棚からFLATTYを引き出して透明な窓からペンを確認していく。必要なペンをすぐに見つけることができる。ペンのファイルといった感じだ。

ふだん使うペンだけをデスク回りに置いて、それ以外の今使っていないペンはこうして分けて収納しておくことで、ガサゴソとペンを取り出すたび探さなくてよくなる。スムーズにペンが取れるようになるので仕事の効率もグッとあがる。

[キングジム　FLATTY A5サイズ　税込968円]
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記事配信日：2020/03/27