コトキジ KOTOKIJI

【連載】「文具は別腹」その39

「机の片づけ改革」ができるアイテム

twitterfacebook

#文具は別腹 #雑貨モノ知り

甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第二金曜日・第四金曜日配信)

       *****

テレビや新聞などで「働き方改革」という言葉を見聞きすることがすっかり増えてきた。効率よく働き、パフォーマンスアップが求められている昨今だ。働き方の改革は、まず自分のホームグラウンドであるデスクの上から始めるのがよいと思う。つまり「机の片づけ改革」だ。

■ 折りたたみ式スタンド

img_item_kotokiji_sub_01

これはなかなか便利なスタンド。使わない時は完全なフラット状態。組立はとても簡単。広げてパタパタと三角スタイルにしていくだけ。曲げるべきところにしっかりと筋が入っているので、なんとなく曲げていくだけでもちゃんと仕上がる。つなぎ合わせる部分はマグネットになっており、そこを合わせて固定する。

img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01

SとMサイズの2タイプがある。デスクでしっかりと使いたい時はMサイズがちょうどよい。

img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01

いずれのタイプもスマホを立てるスペースがあるのが今どきスタイル。かゆい所に手が届く配慮として、スマホスタンドの下に穴が空いている。充電ケーブルをスマホに挿したまま立てておけるようになっているのだ。

img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01

Mサイズでは右側にペンをさしておく穴が3つある。ひとつだけ穴が大きい。多機能ペンなど太軸のペンも入れやすくなっている。ペンをさしてみるとわかるが、少し斜めになっており、さぁどうぞお取りくださいと差し出される恰好になるので、手に取りやすい。ペンスタンドの下はマグネットになっており、クリップなどをとめておくことができる。右下のちょっとしたスペースにふせんなどをしまっておける。決して大きくないが限られたスペースが最大限活用されている。

img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01

Sサイズも小さいながら片づけ機能はしっかりしている。メインはスマホスタンドでベースの部分に滑り止め加工がされていて安心してスマホを立てておける。ペンスタンドは裏側にあるというムダのない作り。

img_item_kotokiji_sub_01
img_item_kotokiji_sub_01


■ 現代のワークスタイルにピッタリ

私たちの普段の仕事中の視線を考えてみて欲しい。パソコンの画面を見ていることが多い。つまり、視線は前方を向いている。以前パソコンがなかった時代は机の上の書類とにらめっこしていたので、視線は下を向いていた。時代とともに視線は上を向いている。今回のスタンドではスマホがパソコンと同じ向きに合わせられている。そのためパソコン仕事をしつつ、スマホ画面を見ようとすればチラッと視線を横にずらすだけでチェックできる。これがスマホを机にベタッと置いておいた状態だと視線の移動は大きくなってしまう。

仕事をしていく上で、ムダな動きは極力省いた方がいい。それは視線の移動ひとつとっても言えることだ。ムダをなくすことで、仕事そのものに集中していくことができるようになる。

img_item_kotokiji_sub_01

今や仕事は会社のデスクだけでなく、外出先のコワーキングスペースやカフェ、あるいは出張先など場所を問わず行うことが多くなっている。このスタンドは、折りたためばフラットになるので、鞄にも入れて外でも会社と同じホームポジションで仕事ができるようになる。

[ナカバヤシ オリパクトデスクオーガナイザー S 各色 税込1,100円]
[ナカバヤシ オリパクトデスクオーガナイザー M 各色 税込2,310円]

ご紹介した商品は、全国のロフト各店舗・ネットストアにて取扱っております。
これまでの「文具は別腹」連載バックナンバーはロフトアプリ外、ネットストアの特設ページにてまとめてご覧いただけます。

記事配信日:2020/03/13

PageTop