コトキジ KOTOKIJI

【連載】「文具は別腹」その37

手のひらサイズのルーズリーフ

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#文具は別腹 #雑貨モノ知り

甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第二金曜日・第四金曜日配信)

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学生時代にお世話になったという方は多いと思う、ルーズリーフ。教科ごとのノートを何冊も持たずとも、ルーズリーフを使うことで1冊でまとめられる良さがある。そのルーズリーフのとっても小さいサイズが登場した。これは色々な可能性を秘めている。

■ 小さいので色々使える

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リーフ(紙)のサイズは、12.8cm×8.6cm。バインダーに綴じ込んだ状態でも手の平に収まるちょうどいいサイズ感だ。このサイズ、A6やB6といった定型サイズではどうやらないようだ。使い勝手から割り出されたサイズであるのを感じる。

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使い方は色々とある。たとえば、勉強。ルーズリーフと言えば、やはり勉強の用途は外せない。メインの勉強では通常のB5サイズなどの大きなルーズリーフで行い、このミニサイズには要点だけをまとめていく。単語帳より大きいのでタップリと書いていける。

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また、ライフログ的に使うこともできる。作ったスウィーツや読んだ本、見た映画などをまとめていくのもいいと思う。あるいは旅行をする時に自分だけのガイドブックを作るのにもピッタリだ。旅行のスケジュールをはじめ、行きたいスポットの情報なども貼ったり書き込んだりしておく。

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いずれの用途でもこの小ささがポイントとなる。コンパクトなのでポケットにも気軽に入れて持ち歩けるのでどこでもパラパラと見たり・書いたりがしやすくなる。機動力のあるルーズリーフ使いができるようになるのだ。ちなみにこのルーズリーフミニの穴の間隔は、大きいルーズリーフと同じなので合体することもできる。

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■ 仕事でのオススメの使い方

勉強やプライベートライフでの活用だけでなく、仕事でもこの小さいルーズリーフミニは大いに活用できる。たとえば、やるべきToDoをまとめておくのに最適。自分が抱えている全てのToDoをカテゴリーごとに、このルーズリーフミニに書き出していく。方眼のリフィルもあるし、ToDo専用のリフィルも用意されている。

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私はインデックスをつけてカテゴリーごとにToDoを分けて書きだしている。「プロジェクト」「ライティング」「その他」といった具合に。よくこんなことが起こる。カテゴリーによってはたくさんのToDoを書くことがある。私の場合は「その他」のToDoがとりわけ多い。使っている途中でページがなくなって、そこのカテゴリーだけ追加する必要が出てくる。綴じられたメモやノートと違って、ルーズリーフは自由に新しいリーフ(紙)を追加していける。

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そもそもToDoは、日々仕事をしていく中で減っていく。その一方で新たなToDoも次々に増えていく。減っていくけど、同時に増えていくのがToDoなのだ。だから、それを管理するツールも、ルーズリーフのようにページが減らせたり増やせたりができる方が断然扱いやすい。

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もうひとつのオススメの仕事活用法はメモだ。クライアントとのMTGなどでメモをとることは多い。このルーズリーフミニの1ページに1回のMTGメモを書いていく。それらをクライアントごとやプロジェクトごとにカテゴリー分けをしてもいいし、時系列にひたすら書き込んでいくのもいい。一般の綴じられているメモ帳だと1冊を使い切って2冊目に入る時に、2冊持ちをしなくてはいけないこともある。1冊目の方に大切なメモが入っていることがあるからだ。ルーズリーフミニならとっておきたいメモページだけを残して、あたらしいリーフを追加していけばOK。シームレス、つまり継ぎ目なくずっと使い続けることができる。

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ルーズリーフは、1ページ1ページが独立していてそれらを自由に入れ替える編集ができる。綴じられた手帳やメモにはない機能性である。その編集を小さいサイズで楽しめるのが、このルーズリーフミニだ。

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記事配信日:2020/02/14

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