コトキジ KOTOKIJI

【連載】「文具は別腹」その17

机の上をスッキリできる

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#文具は別腹 #雑貨モノ知り

甘い物はいくらでも食べられるように、文具もいくらでも買ってしまう「文具は別腹」な方々。そんな皆さんの別腹を大いに刺激する文具コラム。ステーショナリー ディレクターとして色々な文具を見てきた私、土橋(つちはし)が、その使い心地も含めてご紹介していきます。(毎月第二金曜日・第四金曜日配信)

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モノが少ないと快適に働ける。

これは私の仕事のモットーであり、以前これをテーマにした本も書いたことがある。そもそも何故モノが少ないと快適に働けるのか?それを一言で言うならば、人は見ようとしていなくても、視界に入っているとついつい気になってしまうから。これに尽きる。よくこんなことはないだろうか。書類だらけの自分の机から飛び出して一人会議室にこもって仕事をしたら、思いの外はかどったということが。視界に余計なモノがない方が集中できるということを私たちは知っているのだ。

ならば、わざわざ会議室に行かなくても自分の机をそのようにスッキリとさせておけばいいのではないか。これを使うと、机の上をスッキリできる。

■ 引き出しの手前を有効活用

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机の上のモノを少なくするのはいいが、すぐに手にとりたい文具や書類などもある。それらはどうしたらいいのか。この「デスクポケット」はそれをうまい方法で解決してくれる。これは、引き出しの手前に取り付けられる大きなポケットなのだ。

設置はとても簡単。引き出しを引き出して、デスクポケットのフタを後ろに折り返して引き出しの手前側に引っかけるだけ。フタにはマグネットが付いているので、こうするだけで固定できるようになっているのだ。

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ただし、取り付けられる引き出しには条件がある。指を引っかける取っ手の所から引き出しの下まで24.5cm以上ないといけない。つまり、ペンなどをよく入れておく薄めの引き出しではダメで、底のある程度深めの引き出しでないといけない。これが取り付け条件となる。

使い勝手として良くできていると感心したのは、デスクポケットをセッティングしても引き出しの取っ手はちゃんと開いている点だ。引き出しの中のものを取り出す時もスムーズにいく。

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なお、引き出しの内側に磁石が付かない素材の場合は、付属の「取り付け補助板」を使うこともできる。

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■ 収容力抜群

デスクポケットには大小8つのポケットがある。一番大きい所にはA4のクリアフォルダーやノート、中くらいのポケットには電卓や手帳、小さいポケットにはハンコ、ふせん、ハサミ、ペンそしてスマホなどを入れておける。

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特にスマホはここに入れておくといいかも知れない。スマホが視界にあるとメールやメッセージが来るたび、そちらが気になり集中して考えることができなくなってしまう。デスクポケットは引き出しの手前なので、仕事に集中しているときには視界に入らない。

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当たり前のことなのだけど、結局のところ私たちは一度にひとつの仕事しかできない。一度にいくつもの仕事をこなすことはできないのだ。ならば、今やるべき仕事に必要な書類や文具だけに絞って机の上に置いた方が断然はかどる。

よく使うけど常時机の上に置いておく必要のないものをひとまとめにできる、便利なツールであると思う。

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[キングジム デスクポケット 各種 税込4,104円]

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記事配信日:2019/04/12

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