コトキジ KOTOKIJI

さすがに革靴は水洗い不可だよね…

いいえ洗えます! ー革靴を洗ってみようー

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#靴磨き女子部 #暮らし

こんにちは、靴磨き女子部です。

全国的に暑かった今年の夏。
立っているだけでも汗ばむ気温と湿度がとにかくつらかった思い出があります。
汗をかいては洗濯を繰り返す日々…
一方で、《靴》は乾くまで時間がかかり、タイミングがないとなかなか洗えないもの。
そんな《靴》の中でも革靴は、汗などの蓄積汚れが靴の表面に白い汚れとなって浮き出てくることがあります。
そんな時は思い切って水洗いをしましょう!
革製品に水はご法度では!?と驚くことなかれ、じつは専用の石けんを使えばご自宅でも革靴の丸洗いができます。
今回は、革靴の丸洗い方法を写真付きでご紹介します。
この機会に、夏のうちにたまった汗や汚れをすっきり洗い流してみてはいかがでしょうか。

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写真(上に)写っている白い汚れは、靴を履いている間に革が吸収した「汗の塩分」が浮き出てきた例です。
また、写真(下)の凸凹は革が吸い取った汚れが蓄積されてできた出来物のようなものの例です。

この2つのうちどちらかが革靴の表面にあったら、丸洗いのサインです。

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使うアイテムは3つ
[M.MOWBRAY(M.モゥブレィ) サドルソープ 税込1,320円]
[M.MOWBRAY(M.モゥブレィ) クリーニングシューブラシ 税込495円]
[R&D(アールアンドデー) クリーニングスポンジ 税込550円]

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ステップ①:靴全体を水でぬらす
水を含ませたクリーニングスポンジを使い、靴を全体的に湿らせます。
水が入ることで革の繊維が柔らかくなり、内部に蓄積された汚れが取れやすくなります。
また、クリーニングスポンジは植物性繊維で作られているため吸水力がよく、素早く均等に靴を濡らすのに適しています。

POINT⇒シューキーパーを入れてから作業すると、履きシワが伸びて靴全体を均一に濡らすことができます。

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ステップ②:サドルソープで洗う
クリーニングブラシにサドルソープを適量とり、ブラシで泡立てながら優しく洗います。

POINT⇒ブラシでちいさな円を描くようにすると、泡立ちやすいですよ!

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サドルソープは、革の柔軟性を保つための成分を含んだスムースレザー専用の石けんです。
革は、通常、乾燥すると硬くなりますが、サドルソープを使うとしっとりソフトに仕上がります。

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ステップ③:泡を取り除く
水で濡らしたクリーニングスポンジで、表面に残った泡と汚れを拭き取ります。
石けんは完璧に取り除かなくても大丈夫です。
石けんの成分を表面に残しておくと、保革効果を得られます。

最後にタオルで水気を拭き取ったら、日陰で1日ほど乾燥させてください。

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乾燥後の靴がこちらです。

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白い汚れも、表面の凸凹もしっかりとれてキレイになりました!
このあとは通常の革靴のお手入れをします。

汚れが溜まってきたかもと感じたら、思い切って丸洗いにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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物を長く大事にしていくスタイルが浸透している中で、以外とまだ日本の女性に知られていないのがシューケア。
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記事配信日:2023/09/22

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