コトキジ KOTOKIJI

ポストカードに詰まった、かわいらしい物語

Who Mails?-どうぶつ郵便屋さん⑤(愛知・岐阜・大阪・兵庫・広島編)

twitterfacebook

#胸キュン文具 #ついつい集める○○ #ステーショナリー

連載記事としてご紹介中の、物語のあるイラストシリーズ「Who Mails? (フーメール)」。

ひょんなことから「郵便うさぎさん」の代わりに郵便配達をすることになった女の子フーは、仲間のキリンさん、バクちゃんと一緒に、今日も日本のさまざまな土地へ郵便を届けに向かいます。

本日最初の郵便物は、愛知『名古屋城の金鯱』さん宛

img_item_kotokiji_sub_01

「キンコさん?にお手紙です」読み方に自信のなかったフーが、ちょっと不安げに呼びかけると、「金鯱っていうのは俺のことだがや!」と金の鯱(しゃちほこ)さんがお返事してくれました。
「あら、こいつは嫁さん宛がぁ。あ、てっぺんの南側のきんしゃちが嫁さんがや!」

「金鯱さんって、キンコ、金シャチ、金のシャチホコ、と呼び名があるのですよね。北側が男、南側が女、でしたわね。」とやっぱりキリンさんは物知りです。

無事に届け物ができて一安心と思いきや、バクちゃんの姿が見当たりません。
「あれ、バクちゃんがいない!バクちゃん~?!」フーが大声で名前を呼ぶと、上のほうからバクちゃんの声がしました。
「ここだよ~~!お城~~~!!!」

よく見ると、お城の最上階にバクちゃんの姿が!どこまでも自由なバクちゃんでした。

お次の郵便は、岐阜『白川郷の和田家のキツネ』さん宛

img_item_kotokiji_sub_01

「大きなおうち! キツネさん小包です~」フーが郵便を渡します。
「ライトアップ用の電球がきたコン!地域をより美しく保存だコン」と荷物を受け取ったキツネさんが張り切ります。
「キツネさんは『世界遺産白川郷合掌造り保存財団』の委員でしたわね」とキリンさん。
「雪だるまも保存してね~~!!」とバクちゃんは無理なお願いをしています。

お次は『梅田のモズ』さん宛

img_item_kotokiji_sub_01

「モズさん、『埋田のモズさん宛』のお手紙ですが、梅田のモズさんのことですか?」とフー。
「ギギギ、そうだよボクのことだよ。江戸時代の最初の地名は『埋田』だったのピチュ。あとから漢字が変わったピチュ」とモズさんが答えます。
「当時は湿地でしたのを土で埋めて田畑にしていましたからですわね」
とキリンさんが”埋める”という漢字が使われていた理由を説明してくれました。

どうやら待ち合わせ中だった様子のモズさん。
「あ、くじらさんこっちこっちチチチ、グランフロントを案内する約束ピチュ」とくじらさんに手(羽)を振ります。

「ぼく、空中のお庭にいきたいなあ・・・」バクちゃんは奥に見える展望スポット空中庭園に興味深々です。

つづいての郵便は、兵庫『神戸のクマ船員』さん宛て

img_item_kotokiji_sub_01

「あ、大変! 船が出航しちゃった!クマ船員さん、はがきが届いてるよ~~!」と慌てるバクちゃん。
フーたちに気が付いたクマさんが、「おーー、そこから大きな声で読んでくれー!」と叫びます。
「お友達の北極熊さんから。『こっちは寒いから暖かい格好してきてください。来るのを楽しみに待っています』って書いてあります~~」とキリンさんが読み上げました。
「おーー 了解~~」と大声で返事をしたクマさんに、フーは大きく手を振りました。

お次は、広島『宮島の鹿』さん

img_item_kotokiji_sub_01

「宮島の鹿さん、奈良の鹿さんからお手紙ですよ」とフーが封筒を渡します。
手紙を一読した鹿さんが「世界遺産を守るためのシカ会議の案内クイ~。」と内容をフーに教えてくれました。
さらに湾に響く声に、「声が通るクイ~。♪奥山に 紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋はかなしクイ~」と心地よさそうに古今集の歌を詠みあげます。

「わあ、あそこは竜宮城?!」と大きな鳥居に大興奮のバクちゃんに、
「ほほ。あれはイツクシマジンジャと言って、1400年も前から神様の島の宮島の象徴なのよ。確かに竜宮城みたいですわね」とキリンさんが優しく答えました。


「Who Mails? (フーメール)」の記事としての掲載は今日で最後。

ですが、フー、バクちゃんキリンさんの郵便の旅はまだまだ続きます。
「今度はだれのお手紙?」
次に彼らが運ぶのは、あなたのお手紙かもしれません。

img_item_kotokiji_sub_01

素敵な物語が詰まった「Who Mails? (フーメール)」のポストカードは、全83種類 (2015年4月時点)。
それぞれに、”出会いのお話”と8話前後の”その地域の物語”が載ったストーリーブックがついています。

img_item_kotokiji_sub_01

動物だらけのちょっと不思議な、それでいてとってもリアルな日本の風景。
1人と2匹が巡る、現代的な都会や、歴史と自然に抱かれた表情豊かな街の様子が、モダンだけれど懐かしいタッチで描かれたポストカードは、ついつい集めてしまいたくなるかわいさです。

※「コトキジ」に掲載のお話は、ストーリーブックから一部加筆修正しています。

提供:ロンド工房
「Who Mails? (フーメール)」フェイスブックページはこちら

記事配信日:2015/05/03

PageTop