コトキジ KOTOKIJI

「脱! 記念写真」の撮影方法

キメの瞬間をあえてはずしたタイミングの前後を狙う

twitterfacebook

#カルチャー #やだ、かっこいい #きわめる

「撮るよ~」からの撮影を終えて少し経ってから、おもむろに撮ってみた一枚。
笑顔だけでなく、こんな一枚もたまにはいい。

Photo Data
絞りF4 /
シャッター速度1/100秒/
WBオート/
焦点距離50mm(35mm換算)

■互いの緊張が解けた時の一枚を選出

「今だ!」と思う瞬間に決め込みすぎず、女の子を撮るときは、とにかくたくさんシャッターを切ることも大切だ。

フィルムカメラでの撮影が主流だった時代、一通り撮影を終えてもフィルムが最後に数カット分残ったからと、ささっと撮り切るようなことがあった。そして現像してみると、最後に惰性で撮ったカットから一点が選ばれることもしばしば……。
相手がカメラを意識して表情をつくってくれる瞬間だけでなく、むしろその前後にこそシャッターチャンスが潜んでいるということだ。同時に、撮影者の気負いも関係しているだろう。

■どれがいい写真か「選び方」も重要

デジタルカメラ主流の現代では、記録媒体が許す限り何枚でも撮れるという利点を生かし、赴くままに何度でもシャッターを切ろう。自分はもちろん、本人ですら意外と感じる、姿や表情が収められるかもしれない。

また、デジタル時代の流れに便乗しつつ、こんな時代だからこそ、「選ぶ」行程に重きを置くようにしたい。たくさん撮るほどに、思いもしない一枚が紛れて込んでいたりする。しっかり目を光らせて、自分が思う最高の一枚を選び出そう。そうして一枚の写真が選び出されて初めて、女の子ポートレート撮影は完了するのだ。

img_item_kotokiji_sub_01

ハンバーガーを食べる行程を撮影。選んだ一枚は一連の後に少しスパンをあけてから撮ったカット。撮影中ずっと笑顔でいてくれた會澤さん。この一枚を選んだ理由は、常に笑顔だった彼女がふと見せた素の表情であったから。
一枚を選ぶ際には、自分の好きを信じよう。

提供:枻出版社

媒体名:写ガール Vol.19

img_item_kotokiji_sub_01

ポーズを決めたモデルを撮るのではなく、相手と一緒に過ごす時間を写す。その瞬間、自分にしか撮れないポートレート撮影について紹介します。女の子を美しく撮ると共に、素直で自然な表情を収めるためのテクニックを丁寧にわかりやすく説明した一冊です。自分にしか撮れない一瞬を写してみませんか?
枻出版社サイト

記事配信日:2014/11/01

PageTop