税込価格 | 1,760円 |
メーカー | ほぼ日 |
材質 | - |
サイズ | - |
カラー | - |
糸井重里は、1998年の創刊以来、
ほぼ日刊イトイ新聞のトップページに、毎日、1日も休まず、原稿を書き続けています。
その1年分の原稿と、1年分のツイートの中から、こころに残ることばを厳選し、
いろんな角度から眺め直して1冊の本にまとめる。
それが、「小さいことば」シリーズの本です。
2007年から1年に1冊ずつ出し続けていて、今年で12冊目になりました。
今年の本のタイトルは『他人だったのに。』といいます。
不思議なタイトルですよね。
「他人」という、ちょっとつめたいことばが最初に目に入るからか、
第一印象ではピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このタイトル、じわじわと、時間が経つほどに親しみを増していくのです。
だって、いまは「他人」じゃないのですから‥‥。
本のなかには、ぜんぶで239のことばが収められています。
すっと読めるような短いことばが多いですが、
ひとつのエッセイをまるまる収録したような長いものもありますし、
連作のようになっていることばもあります。
悩んでいる人に語りかけるようなことばもあれば、思わず吹き出すようなことばもあります。
明日からの仕事に役立つ実践的なことばもありますし、
ただただトンカツがうまい、と
こころから述べているようなことばもあります。
ことばのほかに、糸井重里が撮ったたくさんの写真も収録されています。
あと、南伸坊さん、和田ラヂヲさん、福田利之さん、
秋山具義さん、ながしまひろみさんといったゲストの方からのすばらしいイラストも。
12冊目のこの本も、これまでの本と負けないくらい、いい本です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。